先のページでは全行前列の情報を取得する方法を学びました。
次に、SELECT 文を使って指定したテーブルから特定の列のデータを取得する方法を学びます。
利用シーンに合わせて、自分が欲しいデータのみを見れるようになるための必須の知識です。
SELECT <列名1>, <列名2>, <列名3>・・・<列名n> FROM <テーブル名>;
SELECT
: データを取得する SELECT 文を表します。
<列名1>, <列名2>, <列名3>・・・<列名n>
: 自分が欲しい列名をカンマ区切りで示します。例えば、name 列と price 列だけが欲しければ、name と price をカンマで区切り、name, price
のように表現します。
FROM <テーブル名>;
: どのテーブルからデータを取得したいのかを表します。文末には;(セミコロン)を書きます。
どの行のレコードが欲しいのかは指定していないので、ここでも自動的に全行が取得されることに変わりはないです。
ところで、テーブル名はわかっていても、そのテーブルにはどのような列があるのか知らない・・・ということもあるかと思います。 そのような場合には、適当な 1 行だけを SELECT 文で取得すれば把握可能です。
SELECT * FROM <テーブル名> LIMIT 1;
で 1 行のみ取得可能です。なお、RDBMS によって 1 行だけ取得する方法は異なり、SELECT TOP 1 * FROM <テーブル名>;
とするようなRDBMSもあります。
SELECT name FROM users;
SELECT name, age FROM users;
試しに、SELECT 文で products テーブルから特定の列のみを参照してみましょう!
今、このページを開いている時点で既にあなたのための products テーブルが作られ、データも入っています。
もう SQL 文は入力してあるので実行ボタンを押してみてください。 products テーブルからname列と、作成日時であるcreated_at列のみが表示されます。