SELECT 文を使って、特定の列のデータを取得する際に、結果の見出しの行の名前を別の名前に変更する方法を学びます。
どういうことかと言うと、例えば SELECT name FROM users;
と SELECT 文を書いたとします。
このとき、実行結果の列の見出しには、"name" と出てくるはずです。
これを例えば、"名前" のように列の見出しを変更することが別名を付ける、ということです。
SELECT <列名1> AS "<別名1>", <列名2> AS "<別名2>", <列名3> AS "<別名3>"・・・<列名n> AS "<別名n>" FROM <テーブル名>;
SELECT
: データを取得する SELECT 文を表します。
<列名1> AS "<別名1>", <列名2> AS "<別名2>", <列名3> AS "<別名3>"・・・<列名n> AS "<別名n>"
: 自分が欲しい列名をカンマ区切りで示しますが、 AS "<別名>"
とすることで、列名に別名を付与することができます。
AS の後の別名が日本語の場合、ダブルクォートで括るので気をつけてください。なお、AS の後の別名が英数字である場合、ダブルクオートで括る必要はありませんが、付けても問題はありません。
FROM <テーブル名>;
: どのテーブルからデータを取得したいのかを表します。文末には;(セミコロン)を書きます。
どの行のレコードが欲しいのかは指定していないので、ここでも自動的に全行が取得されることに変わりはないです。
SELECT name AS "名前" FROM users;
SELECT name AS "名前", age AS "年齢" FROM users;
試しに、SELECT 文で products テーブルから特定の列のみを別名を付けて参照してみましょう!
今、このページを開いている時点で既にあなたのための products テーブルが作られ、データも入っています。
もう SQL 文は入力してあるので実行ボタンを押してみてください。 products テーブルから指定した列に別名がついて表示されます。