前のページで、データベースの中には複数のテーブルが存在でき、テーブルそれぞれに実際のデータが収められていることを説明しました。
ここでは、テーブルについてもう少し深堀りしておきます。
一つの テーブルは、Excel や Google スプレッドシートの 1シートに相当します。
つまり、複数シートが入った スプレッドシートの 1 ファイルがデータベース一つに相当するものと思ってもらってよいです。
Excel や Google スプレッドシート等では、どこのセルに何を入れるかは好きに決めることができます。例えば、適当なセルを選んで数字を入れたり文字を入れたり。
一方、データベースにおけるテーブルでは、A 列は数字のみ 10 桁まで、B 列は文字のみ 15 文字まで、C 列は日付だけ・・・、といったように、
どの列にはどんな形式のデータを入れられるのかはしっかり定まっている点が大きく異なります。
つまり、データベースにおけるテーブルは、スプレッドシートと異なって、決まったルールに則ってデータの追加・更新ができるということです。
テーブルは、想像の通り、格子状で構成されており、横方向を行(row、ロウ)、縦方向を列(column, カラム)と言い表します。
行はまた、レコードとも言います。
再掲ですが、列ごとに、どんな形式の値を入れられるのか(数字, 文字, 日付等)が定まっています。
どの列にどんな形式のデータを入れられるのかは、テーブルを作成するとき、もしくは新たに列を追加するときに定めます。
テーブルとは、Excel や Google スプレッドシートなどの表計算ソフトの 1 シートに相当するのが 1 テーブル。
テーブルの横方向を行、縦方向を列という。
列ごとに、どんな形式の値を入れられるのか(数字, 文字, 日付等)が定まっている。