大きなメリットの一つは、プログラムによってデータベースに蓄積された膨大なデータに直接アクセスできる手段を身に着けられること、です。
つまり、見たいデータを見れるようになることはもちろん、データの追加や更新も自分自身で可能となります。
もしあなたが非エンジニアであるならば、欲しいデータがあっても誰かに依頼しないとそのデータを見れない・・・そんな状況を改善できるようになるのです。
SQL を駆使して自分自身で取りに行けるようになることで、他の誰も待たずにスピーディにタスクを回すことが可能となります。
もちろんエンジニアにとっても、SQL を知ることは大切です。 効率的な SQL が発行されているかどうかを分析することが可能となります。
RDB ではないですが、AWS の Amazon S3 Select では、 S3 のバケットに保存した CSV などの構造化データに対して SQL を発行して、データをフィルタリングして取得することも可能であったりと、 SQL は RDB にとどまらず、その枠組みを超えた様々な環境に応用できます。
SQL を覚えることで、自分が欲しいデータを自分自身で取りに行ったり、更新したりすることができるようになります。