RDBMS について知ろう

SQL を使うにあたって、まず知っておかねばならない存在、RDBMS について学びます。

SQL って何に使えるの?

SQL で、"見たいデータを見れるようになる" ということは前のページでご説明しました。

SQL というのはデータをやり取りする言葉であり、RDBMS というRDB(関係データベース)を管理するシステムと会話できます。

言い換えると、RDBMS に対して SQL を投げることで、RDBMS がデータを処理してデータを返してくれたり、データを更新してくれたりします。

RDBMS って?

RDBMS とは、関係(リレーショナル)データベース管理システム(Relational Database Management System) のこと・・・なのですが、

具体的には RDBMS はこのような役目を果たしてくれます。

  • SQL を使って RDBMS にデータが欲しいと問い合わせれば、RDBMS は問い合わせた内容に応じてデータを返却してくれます

  • SQL を使って RDBMS にデータを追加してくれとお願いすれば、RDBMS は依頼を受けたデータを蓄えてくれます

  • SQL を使って RDBMS にデータを更新してくれとお願いすれば、RDBMS は保管してあるデータを依頼の通りに更新してくれます

  • SQL を使って RDBMS にデータを削除してくれとお願いすれば、RDBMS は保管してあるデータを削除してくれます

イメージ図は以下の通りで、RDBMS が SQL のリクエストを受け付け、処理の後に結果を渡してくれます。

  • 基本的に、"データが欲しい"と問い合わせた場合にのみデータが返却され、他のデータ追加/更新/削除の依頼の場合は処理を受け付けた旨のみが返却されます。
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参考: RDBMS の種類

RDBMS の代表的なものとしては、Oracle Database や、MySQL、SQL Server、PostgreSQL などがあります。

製品によって独特の SQL の構文、つまり製品ごとの方言がありますが、どれも標準 SQL という統一的なものをベースにしているので、

基本的には標準 SQL さえ覚えていれば問題ありません。

まとめ

SQL は RDB の RDBMS とやりとりするための言語であるということ。