まずは SQL の第一歩として、SELECT 文を使って指定したテーブルからすべてのデータ(全行及び全列)を取得する方法を学びます。
大量の行や列があるテーブルでは、すべてのデータを取得する機会はあまりないかもしれませんが、 マスタデータなど善行前列のデータを一瞥したいときには便利です。
SELECT * FROM <テーブル名>;
SELECT
: データを取得する SELECT 文を表します。
*
: 全列が欲しいことをアスタリスクを書いて表します。
FROM <テーブル名>;
: どのテーブルからデータを取得したいのかを表します。なお、一つのSQLの文末を表す記号として、文末には;(セミコロン)を書きます。
このとき、どの行のレコードが欲しいのかは指定していないので、自動的に全行が取得されることになります。
また、SELECT
や FROM
句は、select
や from
のように、小文字にしても問題ありません。
<テーブル名>
はテーブル作成時の大文字小文字に合わせて指定しますが、基本的に小文字で定義されていることが多いかと思います。
SELECT * FROM products;
SELECT * FROM users;
試しに、SELECT 文で products テーブルを参照してみましょう!
今、このページを開いている時点で、既にあなたのための products テーブルがあなたのブラウザの中に作られ、データも入っています。
SQL 文は入力してあるので実行ボタンを押してみてください。 products テーブルの中身がすべて表示されます。